【レポート】よくある問題を解決する~ 5 分でそのままつかえるソリューション by AWS ソリューションズビルダチーム #AWSSummit
こんにちは、臼田です。
2017/05/31(水)に行われましたAWS Summit Tokyo 2017 Day2 「よくある問題を解決する~ 5 分でそのままつかえるソリューション by AWS ソリューションズビルダチーム」のセッションレポートになります。
やりたいソリューションについて、簡単に情報にたどりつけてデプロイもできるので、ぜひリンクを辿ってみて下さい。
- AWS Summit Tokyo 2017 セッション資料・動画一覧 | AWS
- 関連動画(YouTube):
セッション概要
セッションの登壇者及び概要は以下の通り。
Steve Morad氏 Senior Manager, Solutions Builder Team, AWS Solution Architecture, Amazon Web Services, Inc.
AWS Solutions Builder チームは、本業外の人的リソースを奪っていくよくあるビジネス上の課題に対して、顧客が迅速に導入できる標準化された反復可能なソリューションのカタログの開発と公開に重点を置いています。本セッションでは、誰でも簡単に VPC、集中型ロギング、データレイク等の作成が行えるソリューションを紹介します。また開発時のアーキテクチャーの教義とベストプラクティスをご紹介します。
セッション内容
概要
- さまざまなリンクを紹介
- すぐに使えるソリューションを紹介
- コストも紹介(公開される講演資料をご参照ください)
AWS Answers
- https://aws.amazon.com/jp/answers/
- よくある質問
- 規範的なガイダンス
- カテゴリ別に整理されている
- コンテンツリスト
- AWSソリューションの概要
- クイックスタート
- ベストプラクティス
- 戦略ガイダンス
- 規範的なデザインパターン
- すぐに利用できる状態のソリューション
- 実装ガイド
- githubもある
- フィードバックも出来る
- Answersの5つの例を紹介
- AWS WAFセキュリティオートメーション
- WAF機能自体は重要だが、ルールの実装は大変
- 上記ページからすぐにデプロイ出来る
- 各トリガをベースにLambdaでAWS WAFに設定を流し込む
- AWSでのデータレイク
- データレイクとは?(http://www.kobelcosys.co.jp/column/itwords/391/ 引用)
-
ソーシャルメディア、画像・映像、音声といった「非構造化データ」を管理するのに適した仕組み
- データを自動的にカタログ化する
- AWS Limit Monitor
- AWSサービスの使用量が上限に近づいたら通知する
- 参考: AWS Limit MonitorによるAWSサービス制限の管理
- 集中ロギング
- パートナーソリューションも含めたログ収集・分析・表示
- Kibana UIも利用できる
- Transit VPC
- グローバルな転送ネットワークの構築
- CloudFormationでの自動デプロイ
- Ciscoのルータを利用している
- AWS WAFセキュリティオートメーション
どんなことしているか
- 推奨アーキテクチャやリファレンスなどを用意している
- すぐに利用できるデプロイ可能なコードも用意している
- AWS上で何かをするのに必要なもの(情報・アーキテクチャ・コード)はほとんど用意してある
- 優れた設計のソリューションを活用してほしい
- やりたいことを自動化することができる
- ディスカッションフォーラムでフィードバックできる
- githubからもフィードバックできる
感想
様々な実用性を伴ったソリューションについてAWSがよくまとめており、しかもボタン一つでデプロイ出来る状態で公開しているので、素晴らしいですね。
パートナーソリューションを含めて紹介されている所も、AWSのみのソリューションでは満たせない課題も解決できるのでいいエコシステムだと思います。
費用の詳細については公開される資料を参考にしていただければと思います。
AWSの細かいサービスについて意識しなくても、AWS Answersでやりたいことを調べれば、その方法が見つかるのではないでしょうか?
この情報が日本語化されていて、質の高い情報として提供されているのは、やはりAWSの強みであると感じられました。